建物表題部変更登記とは、増築、改築、または使用方法の変更などがあった際に行う登記申請です。
床面積の変更や建物の種類の変更などが対象となります。
業務の流れ
- 資料調査(役所に保管されている資料等をもとに調査)
- 測量調査(建物の構造や広さなどを現地で調査)
- 申請書類作成(建物図面や各階平面図などの申請書類を作成)
- 法務局へ申請
登記完了までの日数
建物表題登記と同じですが、書類が全て整っており、かつ、いつでも測量調査が行える状態でしたら、すぐに登記申請をすることができます。登記完了までの日数は管轄法務局により異なりますが、おおむね1週間から2週間で完了します。
必要書類
- 建物図面・各階平面図(種類変更の場合は不要)
- 委任状
- 工事完了引渡証明書(種類変更の場合は不要)
- 建築確認済証・検査済証(種類変更の場合は不要)
- その他、建物の所有権を証明する書類など
費用
- 増築・改築などの図面が必要になる申請:10万円~
- 種類変更などの図面が必要ではない申請:8万円~
自分で登記できる?
最近では登記申請の方法についてインターネットで調べてご自分で登記を行う人が増えています。
増改築による建物表題部変更登記については、申請する建物の図面を書いて、法務局に提出する必要があるため、専門知識がない方が行うのは少々骨が折れる作業となるでしょう。
作成が難しい図面だけは土地家屋調査士などのプロに書いてもらい、その他の書類はご自分で準備して申請する…という行為は禁止されております。
ですので、自分で登記をしたい場合には、最初から最後まで独力で準備をしていただくことになります。
また、増改築部分について専門知識が無い方が測量するのは難易度が高いと思われます。
正確な図面や申請書、その他の必要書類が揃わないと登記を完了させることができず、何度も法務局に通うことになります。
このような手間がかかっても良いという方は、ご自分で登記することにチャレンジしてみても良いと思いますが、お忙しい方にはオススメいたしません。
当事務所にご相談いただければ、スムーズに登記を完了させることができます。ご相談は無料で承りますので、お気軽にご連絡ください。